春を灯す

アクリル　「春を待つ」2023年
F6号、41.0 ×31.8、アクリル、額なし（画像の額はイメージです）
　よく通う海の近くの喫茶には、いろんな古いものがが売っていてそこで気に入ったものを見つけるこのランプは古いもので、ガラスのなかに小さな気泡が残っていたりします。
緑色のこのランプはまだ現役で使えるとのこと！このフォルムに惹かれて連れて帰りました。
　画面の左下にはミモザを描きました。ミモザはよくアカシヤの黄色い花と間違われますが、よく見ると全く違うんです。ミモザは花屋さんで春に見かけるのですが、多くは花が萎んでいたりします。
小さな金平糖のようなふわりとした花は数日ですぐにしごんでしまうのです。けれどそれもまたきれいではあります。さまざまな準備をして春の光を灯そう。
作品の表面にアクリルグロスポリマー樹脂を塗布。
作者：赤木義光