いい ちいさな ものづくり

尾州からウールの“最高の状態”を届けたい。糸と色、最小単位にこだわり抜いて実現した、極上の着心地

ー作り手

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毛織物の国内最大の産地、尾州。
この地域は、木曽川流域の豊かな自然環境の恩恵を受け、古くから繊維産業が盛んでした。糸の紡績から製織、整理加工、製品仕上げまで、ものづくりがここで完結することが特徴。
地域内での産業の完結は高い品質の保持に直結し、尾州産地の「尾州ウール」は、高級毛織物とされ、世界でも認められるクオリティです。

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糸と色さんも、全ての工程を尾州産地で行い、厳選された稀少なウールを無添加のまま使用したアイテムを作られています。

それは、薬品加工や樹脂加工を行わず、「本来のウール」にこだわり抜いた最高の着心地。今までにないウールの快感を味わって欲しい、と糸と色さんは言います。

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糸と色さんのTシャツは、とにかく柔らかくしなやか。高級感と上品さを兼ね備え、身の回りのものにこそ強くこだわりを持つ“大人”も満足出来るアイテムです。

スケールと呼ばれる繊維の表皮を傷つけていないため、ウールが持つ吸湿性と速乾性を100%発揮する事ができます。縫製では、難易度の高い袖口の「天地始末」や非常に手間のかかる襟付けの「マタギ縫い」を取り入れています。

そのため肌にかかるストレスが少なく、着心地が良いのです。

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こちらのTシャツは、尾州で作られるsuper140'sという最高級メリノウールが使われているそうです。直径およそ0.0165mmという超極細繊維のため、肌に直接着てもチクチクしません。

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こちらの「はっぴいカーディガン」は、その名の通り半被(はっぴ)をイメージして作られたデザイン。

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とろりと体に馴染むため、日常の中でさらりと着こなして頂けます。

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"お下がりスリーブと名付けられたTシャツは、シルエットを大きめにすることにより、ゆるやかに“お下がり”する肩のラインが特徴です。気負わず、こなれた印象を与えます。

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糸と色さんの生地のふわふわな柔らかさの秘密は、肌触りとウール本来の機能性を最大限に活かすため防縮加工を施していないことです。

イージーケアではありませんのでお手入れには気を使う必要がありますが、
お手入れを知ることで、素材に目を向けることにもなり、大切に着用頂けて長持ちします。
ウールは防縮加工によって表面のスケールを痛めてしまうとその機能が死んでしまいます。それは髪の毛のキューティクルを痛めるのと一緒です。 加工をしていないウールは天然の透湿防水素材です。

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余計な加工を行わず、自然の状態に限りなく近い「本来のウール」。私たちの想像を越える、極上の心地良さを楽しめます。

ーものがたり

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世の中にはウールを使ったカットソーはありますが、いずれも補強やイージーケアにする為に薬品加工や樹脂加工をされたものがほとんどです。肌に直接着て心地よく・身体に良いと実感できるもの、尾州で作られた最高のウールを無添加のまま届けたいと考えブランドをはじめました。

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ブランドの母体となる大鹿株式会社さんは、1922年に愛知県一宮市で、機屋としてスタート。現在では、毛織物の生地生産問屋として、生地生産から国内のブランドOEMも手がけています。

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冬のイメージが強いウール。しかし、ウールの一番の良さはその柔らかい手触りにあると考え、それを夏も実感してもらいたいと始まったブランドが、「糸と色」。ウールの魅力を深く知る会社としてのこだわり抜いた、アイテム作りが始まりました。

そのウールを知り尽くした職人達が、糸・生地の編み立て・仕上げ・縫製・ネーム付けなど全ての工程を尾州で行います。

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優しい風合いを感じ取れるカラーには、ざくろの実やを墨を使い、草木染めを施しています。天然繊維×天然染料のため、同じ色を出すことが難しく毎回少し違った色に仕上がるのだとか。多少の色違いや色ムラがあるのが、唯一無二、自分だけのアイテムを持ったという嬉しさがあります。

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ネーム付けももちろん全て手作業。昔ながらの刺繍ミシンで入れられているネームは、まるで手書きのように1つ1つ違った表情があり、人の手による温かみがプラスされている気がします。

極上の心地良さは、ひとつひとつの工程からも見られるこだわりから生まれているのですね。

ー想い

シンプルなことほど突き詰めていくのが難しい。これは、誰もが想像できることかと思います。

カットソーを分解すると、生地・縫製糸・染料になります。つまり"糸"と"色"。この二つをこだわりぬくことで、これまでに無いカットソーが生まれると考えました。

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"糸"と"色"の2つ、そう言われると、とてもシンプル。しかし、尾州産地の技術を大事にされ、かつ、手間を惜しまずこだわりを詰め込だ、"糸"と"色"へのこだわりは並々ではありません。

糸と色さんが届けるのは、最高の着心地。ウールの概念が変わるような、柔らかさとしなやかさに包まれてみてはいかがでしょうか。

ー作り手情報

2021年3月11日


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