プロフィール
木工業が盛んな岐阜県で、祖父の代から続く木地師(仏具や神棚、神輿の木製部品製造を手がける職人)の家に生まれた私。幼い頃から木々に囲まれて育ち、祖父や父の働く姿を見続けてきたことが、木工職人としての原点といえるかもしれません。
木と向き合うものづくりのおもしろさ、難しさ、奥深さを、長い年月をかけて自然に体得できたことはとても幸せだったと思います。
職業訓練校に通って木工を学んだ後、家具メーカーと父のもとで修業を重ねました。
技術を磨く日々の中で芽生えたのが「いつか自分の手で、世の中に貢献できるものを生み出したい」という思い。
転機が訪れたのは、結婚して第1子を授かった記念に、妻のリクエストから「いちょうの木のまな板」を作ったことがきっかけです。「使いやすくてデザインも素敵。キッチンに立つのが楽しくなった」と喜ぶ妻の顔を見て、決心しました。
「自分らしいものづくりの追求を、いちょうの木のまな板から始めてみよう」と。
作家向けの出店イベントでお客様の声を直に聞き、改良を重ねていった「いちょうの木のまな板」は少しずつお引き合いが増え、2007年に「woodpecker」を設立。
今ではインテリアショップ様やライフスタイルショップ様など、全国150店以上でお取扱いいただくまでに成長しました。また、商品ラインナップの充実にも努め、カッティングボードやお皿、ターナー、洗濯板などが新たに仲間入りしています。
当社の商品は、クラフトマンが木の個性を生かしながら手仕事で仕上げていくため、ひとつとして同じものはできません。
でも、それこそが温もりや安心、安全という価値を生み出す源だと自負しています。
使い手の方の暮らしに寄添う木の道具たち。woodpeckerから心を込めてお届けします。
woodpecker 代表 福井賢治
1972年岐阜県生まれ。
祖父の代から続く木地職人(みこし・仏壇の製造)の家系で育つ。
家具製作、神仏具製造の職を経て、
2007年「木のある暮らしの心地良さ」を提案するためwoodpeckerを始める。
ホームページ
https://www.hello-woodpecker.com
Facebook
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