プロフィール

「皆さん、山桜をご存じですか？」
「お花見で桜はたくさん見てるけど・・・」そんな方が多いと思います。お花見の桜はソメイヨシノという人の改良で生まれた品種である一方山桜はその名の通り日本の山に昔から自生している品種です。奈良吉野の山桜が有名ですが自生種のため丈夫でとても大きく育ちます。そのため古くから日本人に親しみがあり、材としても優れているため高級家具や楽器、また江戸時代の浮世絵の版木としても使われていました。

家具工房つなぎはそんな山桜の木を使って家具を製作しています。
山桜は他の広葉樹同様に堅く優れた家具材ですが、その中でも一番の特長は仕上げたときの木肌の美しさ、手触りです。大変手間のかかる最終工程ですが鉋等でしっかり仕上げ自然由来のオイルを塗って仕上げています。
日常の生活空間に山桜の家具がひとつでもあれば、見るたび、手に触れるたびにきっと小さな喜びを感じていただけると思います。

36歳からの挑戦で、小さなころから好きなモノづくりの道へ飛び込み、職業訓練校、家具屋での修行を経て、2011年に故郷の南房総で起業しました。

今までの技術と経験だけに頼ることなく日々試行錯誤も繰り返し、とにかく「いいモノ」を作っていくことを大事に家具職人やっています。木についてのご質問やオーダー等のご相談もお気軽にお問合せください。