プロフィール
6月6日より工房名をLakkaからlakka puuに変更しました。どちらもフィンランド語で、lakkaは漆・塗り物といった意味で、puu履きを意味します。
当工房では岩手浄法寺産の漆をふんだんに使用して、丈夫で使いやすい暮らしの器、人の手肌に優しい身のまわりの道具を造ります。
Lakkaは料理を引き立てる美しい器を皆様に使っていただくことを願っています。
Lakkaの特徴は塗り重ねによる堅牢さと浄法寺産漆ならではの朱の色と優しい肌合いの器です。
混ぜもののない上質の漆は、塗り上がりの直後は半艶消しの肌合いですが、使うことによって深みのある艶が出てきて、美しさを増していきます。
漆の器ははがれや凹みはもちろんのこと、欠けたり割れたりしても修理をして、新品に生まれ変わります。
また、漆は素晴らしい塗料ですが、樹脂にはかわりありませんので、使用中にすり減ったり、細かい傷がついて艶が落ちることもあります。そんなときは上塗りをし直すだけで、新品にリフレッシュすることができます。 Lakkaの漆器は長年にわたりご愛用いただくことを前提に、木地を選択し、高い強度を確保するために漆を10回塗り重ねて器を作っています。
Lakkaでは皆様の注文に応じて制作も行います。
略歴
1978年 千葉大学大学工学部工業意匠学科 大学院修了
在学中に漆芸家、音丸香氏に漆芸を師事
1978年 岩手県工業技術センター就職
以後岩手県浄法寺漆器の復興に従事
1986年 第1回工芸都市高岡クラフトコンペグランプリ
受賞
2001年 フィンランドにて「漆器と鉄器の二人展」開催
Craft Musemu of Finland主催
2004年 学位取得(博士:学術)(千葉大学大学院)
2012年 岩手県工業技術センター退職
2012年 第59回日本伝統工芸展入選
2013年 第60回日本伝統工芸展入選
2014年 町田俊一漆芸研究所設立
Lakka 町田俊一漆芸研究所 / 町田俊一(まちだとしず)
〒020-0117 岩手県盛岡市緑が丘3−7−7
Mail : urushi104@zmail.plala.or.jp
HP :http://lakka.craft-jp.com