プロフィール
南伊豆の豊かな自然環境の中で暮らしながら、斬新で使い易く日々の生活に寄り添う作品造りを心懸けています
(Next One)を心情に作陶していますが?なかなかです。
1990年に南伊豆町毛倉野の山中に工房(風来工房)を設立し30年になります。一度来られた方は、二度と来ないような辺鄙な所ではありますが、南斜面の蜜柑畠と竹林に囲まれた抜群なロケーイションは物作りには、最適と自負しております。そんな訳で、1996年に工房から車で10分程の同町下小野に、gallery 風や( KAZAYA)を設立しました。
県道沿いのギャラリーは、眼下に青野川が流れ牧歌的な雰囲気の中、家人が手入れした四季折々の草木を楽しめます。
作品の紹介
○伊豆土シリーズ
南伊豆天神原の鉄分を含んだ土を工夫して用い、ガス窯で焼成(1230度)後、焼き締めた土肌部分に拭き漆を塗った作品。(自身はかぶれるので、西伊豆の漆芸家山本進也氏にお願いする)漆を塗る事で、土色がしっとり美しくなり防水の効果もある。レンジ使用も可能。
○群青釉シリーズ
独自に調合した釉薬に、青く発色する顔料のコバルトを加えた艶消しの器。黒い釉薬でドットを描いたり、かけ分けたりする。
○青釉シリーズ
群青釉に透明釉を加えて、艶のある海の青をイメージした器。
○黒白シリーズ(BW)
艶消しの黒と白の釉薬をかけわけた器
(金銀彩は焼成後、750で焼き付)レンジ使用不可
○緑点シリーズ
黒釉に緑のドットをあしらった器。レンジ使用不可
○藁灰釉シリーズ
自ら作っている田圃の稲藁を燃した灰を水樋し、調合した釉薬の器。使うほどに、味わい深くなります。
○光彩釉シリーズ
使うほどに、黒の釉薬表面が渋見を増す器。
〇紫苑釉シリーズ
黒と紫に発色する、二種類の釉薬をかけ分けた作品。
経歴
1956 鹿児島県生れ
1980 武蔵野美術大学卒
~85 同大学助手
1985パリ世界芸術都市遊学
1987 伊豆岩殿寺窯勤務
1990南伊豆に風来工房設立
陶磁器デザインコンペ入賞高岡クラフトコンペ審査員賞
国際陶芸展美濃入選
金沢世界工芸展入選
個展
銀座松屋
新宿 慶応百貨店
吉祥寺 mono gallery
銀座 ac gallery 足利 galleryいまあじん 鹿児島 whitegallery
パリ 寿月堂