プロフィール
小さい頃は工作が好きで、手の切り傷が絶えない子供でした。
義務教育を終え、不仲だった親元を喜び勇んで逃げだし、工場で働きながら工夫をすることが楽しみでした。
31歳の時、本屋で見つけた「発明は誰でもできる」と言う本を読み、アイデアに魅了され47年が過ぎます。
42歳の時ハンズメイドの試作屋として起業、生計を立ててきましたが、凡そ理想とはかけ離れた人生の中で、数えきれない程の出会いと、数々の新商品誕生のストーリーに立ち会うことができ、本当に楽しい人生でした。
今は人生の総仕上げと位置付け、アイデアの発想から制作、販売で残りの時間を楽しみたいとiichiに挑戦させて頂きます。
人生とは、本当に解らないものだと感ずるこの頃。
思えば、幾多の試練を乗り越えてきた先輩の中には戦時中、大陸で平和工作に専念し、終戦の1週間前に盲腸炎を発症し飛行機で日本に送還され、国内で終戦を迎え戦後を生き抜いた人や、特攻隊として飛行機で出撃した後、飛行機の故障で海上に不時着し、帰還した人。
これらの人たちと、不幸にも帰国を果たせなかった多くの人たちとの違いは何だったのだろうか?
不思議に思うこの頃です。
宜しくお見知りおきください。