プロフィール
多くの「もの」が仮想化されたことによって、わたしたちの生活は劇的に便利になりましたが、それでも多くのものを手放すことができないのは、わたしたち自身が物質的な身体から決して切り離せない存在だからではないでしょうか。
わたしたちは「もの自体」のリアルな手触りによって、自らの身体の手応えを再認識する必要性を感じずにはいられないのかもしれません。
物質的には十分過ぎるほど豊かな現代において、あえて「もの」を手にすることのささやかな喜びを実感していただけるような「ものづくり」を心がけています。