「自然へ続く小窓」凸七蜜地
私は、造園のパートをしています。この仕事に就いたのはイヤイヤではありませんが、先へ行く選択肢が他に見つけられなかったからです。始めてみるとやはり孤独との戦いの日々でした。月日が流れると視野も拡がり、フッと気付くと自分の回りに、小さな生き物が一緒にいてノビノビ振る舞っている姿が興味深く、ニヤッフフとしてしまい、孤独でないことになってしまいました。それから、この小さな生き物達に惚れ惚れして、「あなたに出会って全ては報われた」そんな気持ちになって描かずにはいられなくなりました。一瞬の出会いで、瞬きすると相手は居なくなっていることが殆どです。一握りの私が出会った惚れ惚れする生き物達を観てもらって、ニヤッフフとして貰えたらどんなに良いかと思います。
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