京都で着物染めの技法、手描友禅をしています。
手描友禅の工程は10以上あり、京都ではそれぞれ高度な技術を持つ専門職に分かれていますが、色のデザインと塗りを専門とする母親を師匠に、図案~金仕上げまでのほとんどすべての工程を行う少数派の作家です。
絹の強さとしなやかさ、
深くて鮮やかな発色
を日々楽しんでいただけるよう
『小さくて実用的なもの』
を紹介しています。
作るものは、自分が欲しいと思ったもの!
誰かの感受性と触れ合うものがあれば楽しいな、
と思います。
<経歴>
小学校5年生頃、「アルバイト」のつもりで母親から友禅を習う。
大学卒業後4年間、東京で劇団に所属。
京都に戻ってから 母親から手描友禅の色挿工程を習い、修行を始める。
1年半後、作品プロデュースをするために他工程を学び、独自の作品作りを始める。
現在、京都で最大規模の京都手描友禅協同組合青年部と、ろうけつや型友禅、仕立師などの若手作家で構成する41的STYLEに所属。