九尾の狐の木彫りオーナメント nine tail fox ornament

九尾の狐の木彫りオーナメント
nine tail fox ornament

※銘木を使い丹精込めた手彫りです。
様々な道具、良質なオイルを使い、独自の加工をしています。
アクリルやウレタンなどの加工をしていませんので、
経年変化をお楽しみいただけます。

深く刻まれた目と口。
9本の尾を丹念に大胆に彫り上げます。
実は呆れるほど彫り上げるためには、
時間と精神力と体力を使います。

九尾の狐は白を中心に色付けしてあります。
アクリル絵の具ではありませんので、
木の質感が生きています。
そこに様々な加工をして、質感の違いを出しています。


幸運の兆しであり、最強の妖怪である
九尾の狐は、本当の主人を探しています。

九尾の狐は、徳がある主人にとっては守り神となり、
徳がない主人にとっては、惑いを呼び不和をもたらします。

最強の霊獣の力は、国を動かすほど絶大なため、
主人を選び、主人も選ぶ必要がります。


「サイズ」縦13.5cm　横4.5cmです。

お店や玄関の守り神に最適です。


「素材」銘木（模倣の防止のため木材名はふせます。）

軽軟で、弾力性がある。
肌目は緻密で、加工性に優れ仕上げは良好。

建築材、造作材、パルプ材、家具材、器具材、箱材などに使われ
良質なものは、ピアノの響板やバイオリンの甲板など、
楽器材としても使用されている良材。


「世界の狐の認識について」

アジア圏では、使い魔としての役割を持ち、
西洋のように悪戯好きで人を騙す性格があり、
女性に化ける能力を持つ。

稲荷神とは、農業の守護神。
稲荷という名称は、稲が生るから来ています。
五穀豊穣

北欧ではキツネが家に住みつくと幸運をもたらす言われ、商売繁盛

西洋では、ハンターを巧みに回避する狡猾な動物であることから
トリックスターの役割として登場。


インディアンでは、
儀式によって人間が狐に変身します。
狐は人々を正しい道へと導く心優しい精霊。
キツネは良い聖霊として扱われています。

アイヌ語でチロンヌプやケマコシネカムイ（足の軽い神）などと呼ばれ、
様々な物語に登場します。

病魔や外敵などの襲来を防ぎ、
危急を知らせてくれる神でもあります。

シトゥンペカムイは 黒ギツネを顕現体とするカムイ。
人間に危機の到来を告げる神として崇められてきました。

アイヌ人でも良い聖霊として扱われて
神への感謝する儀式の中で、キツネの踊りが出てきます。

「トリックスターとは」
超自然的な存在で、文化的英雄であり、
悪ふざけをけしかけたり、文化的英雄の
善の行為を無効にしてしまうか、
厄介ごとを引き起こす。
トリックスターの存在は、人が生きるうえでの、
病や些細な面倒ごとを説明する。

トリックスターは善にも悪にもなりうる
特別な力がある。ワタリガラスのように。

負の面は、利己的、淫らで無責任な振る舞いをし、
タブーを破り、規範に反抗する。

下品なユーモアの対象で、笑いの種。

妬みや色欲やその他の欲の抑制が効かなくなると
どんな結果になるのかを示し、
人間の持つ貪欲さや愚かさなどの欠点を
指摘する役割を持っている。

主人によってどちらにも道も切り開き、
知性と予知、トリックスターの一面をも
併せ持つワタリガラスノような
不思議な力を持つ狐を
向かい入れていただければ、何かが変わりそうです。

dreamingwood（Many CHOICE作）