シオ・シャラコのカチナ木彫りオーナメント　Sio Shalako Kachina ornament

シオ・シャラコ（女）のカチナ木彫りオーナメント　
Sio Shalako Kachina ornament


※銘木を使い丹精込めた手彫りです。
様々な道具、良質なオイルを使い、独自の加工をしています。
アクリルやウレタンなどの加工をしていませんので、
経年変化をお楽しみいただけます。

立体的な口と目、羽根、毛皮のマント、
衣装を大胆にを彫り上げました。

シオ・シャラコは白を中心に色付けしてあります。
アクリル絵の具ではありませんので、
木の質感が生きています。
そこに様々な加工をして、質感の違いを出しています。

呆れるほど時間と精神力と体力を使いますが、
それよりも形が現れてくる高揚感が勝ります。

服の飾りには、海外から取り寄せた
美しいガラスを埋め込んでいます。
（緑のガラス×4　虹色×1）

シオ・シャラコは純白のマントをたなびかせ、
華麗に踊る。

無数の羽が風に舞、
雲を呼ぶ。

雲は雨になり、雪になり、
乾燥した大地に命を吹きこむ。

シオ・シャラコは雲のように優しい純白。



「サイズ」縦15cm　横5cmです。

大切な場所においていただければ、
嬉しいです。
カフェのテーブルもお気に入りです。


「素材」銘木（模倣の防止のため木材名はふせます。）
肌目は緻密で光沢がある。心材の耐久性は非常に高い。
やや重硬で、脂分が多い。
美麗な杢のあるものは化粧用材として賞用される。



「雲のカチナ（シオ・シャラコ）について」
Sio Shalako Kachina

シオ・はズニ族を意味し、
シャラコ・は雲のスピリットを象徴します。
ズニ族からホピ族へ来たシャラコ・カチナ。

ホピの乾いた大地に最も必要なものは水分です。
雲は、雨や雪の源です。
シャラコ・は、ホピ族の人々からとても尊ばれ、
カチナ（精霊）というよりも（神）に近い存在と
見做されてきました。


シオ・シャラコカチナは滅多に儀式に姿を見せません。
ごくまれに７月のニーマン
（カチナたちの帰還のセレモニー）に登場し、
雨乞いのダンスをします。


ズニ族のシャラコ・カチナと
ホピ族のシオ・シャラコ・カチナの
衣装の違いは白い衣装にあります。

ズニ族のシャラコは、
肩の刺繍が施されたケープの下に
白いマントを着ています。

ホピ族のシオ・シャラコは、ホピのスタイルの
体を覆う羽毛があります。

肩巻きはズニ族と同じスタイルです。

シオ・シャラコの男性と女性の違いは、
男性は伝統的なモカシン、
女性はレッグラップが付いた
白い雌鹿の皮のモカシンを着用していることです。
男性が白い羽を持っているのと同じように、
女性も頭の上に黄色い羽があります。


雲のようにピュアで優しいシオ・シャラコを
向かい入れていただければ、幸いです。

dreamingwood（Many CHOICE作）