八角籠目タンブラー
https://www.youtube.com/watch?v=XxXYFClupik
動画もございますのでご参考にして下さい。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
伝統的なデザインを踏まえつつ、普通の江戸切子職人がやらないような面白いデザインを作ることを心がけておりますので、きっとあなたの心の琴線に触れるような良い作品が見つかるかと思います。
製品説明
製品名:八角籠目タンブラー
寸法:口元直径φ74mm×高さH105mm
内容量:240ml
製品コード:SK-T-ha-072
「菊籠目に菊繋ぎタンブラー」と同じデザイン構造で、オリジナリティを抑えて伝統的なデザインでありながら、よりグレードの高い作品を作ろうと考えた作品です。
とりわけ難易度の高い八角籠目の伝統的な文様をぐるりと一周削り、八角籠目を魅せるための伝統的なデザインとなっております。
デザインの意図するところは「下部がクリアに透けていて、飲料の色を十分に楽しむことができる」というデザインがベースになっています。
通常作る切子よりもグレードを上げている部分は
・難易度の高い八角籠目のカットを、難易度の高い小さいサイズで削った。
・口元を傾斜をつけて擦り、口当たりを良くした。
・側面にざっくりカットを入れて、切子特有のエッジの手触りの良さを追加した。
・側面の大きな平は当工房の割と特殊な機材でカットしているので、他の職人さんでは多分表現できない。
・底全体の色を抜くことで、クリアの抜けを良くして綺麗に見えるようにした。
八角籠目のサイズはかなり小さいサイズにて製作しております。
グラスに設計図を書き込む際は、八角籠目の部分だけマス目をかなり細かくして調整しています。
底の色を抜くのは現代では、ほとんどの工房がやっておりません。
正直、私以外にやっている職人は見たことがありません。
底の色を抜くとクリアの抜けが良くなり、とても美しく見えます。
口元は10パターンくらい削って、半円状に擦るのが一番口当たりが良いと断定しましたので、その形状を採用しております。
構造的にはグラスの真ん中らへんを伝統的な文様で帯状にぐるっと一周削るというベーシックなデザインです。
しかし、細部や使い心地なども考慮してこだわることで、他の職人さんがやらないことや多分できないことがそのままデザインの差別化になっているかと思います。
切子工房 箴光の知恵と技術が詰まっているグレードを上げた伝統的なデザインです。
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップなどにご検討頂ければ幸いです
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ご購入の際の注意点
私も自作の切子を10年ほど使っておりますが、欠けたりせずにずっと使えておりますので、強度に関しては一般的なガラス製品のレベルで問題ありません。
熱湯、電子レンジ、食器洗い機は他のガラス製品と同じように使用できませんのでご注意ください。
取り扱い方については工房のホームページにて詳しく解説しております。
切子の取り扱い方、使い方→https://www.kirikoshinkou.com/kirikoatukaikata.html