幼い頃からずっと心惹かれているもの。白いレース、黒猫、月星に、花と鳥。大人になるにつれて少しずつ色や形を変えながら、いつの間にか手の中に集まる同じモチーフたち。いつまでもチャーミングな人でありたい、そう思わせてくれるような大人可愛いモチーフ作品の特集です。
編集後記
息子も大好きな国立科学博物館で見つけた、心ときめくモチーフ。それはおよそ4万年前のドイツで作られたであろう、小さなマンモス牙製の動物像でした。生成りがかった色、クリームが溶けたように角がとれた形で、ウマ、クマ、マンモスにライオン、トナカイ?、ヒト?、などの説明が書かれています。「前脚の部分が穴になっていることから、ペンダントと解釈されている」。大きな動物たちを、小さく可愛い像にして、身につけるという行為の愛おしさ。その気持ち、分かる…!と、勝手な解釈をしつつ4万年前の人々にシンパシーを感じたできごと。果たして4万年後に生きる人々も、同じようにときめいてくれるのでしょうか。(編集・I)
次回のiichi通信は「秋冬定番スタイルブック。」。普段の装いにプラスしたい薄手のジャケットやコート、秋らしい色の小物など、毎日がちょっと「いい気分」で過ごせるような、今年のマイ・定番になる秋冬アイテムを集めてみました。どうぞお楽しみに!
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