たいへん立派なレッドオークのペンダントXL

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この作品はご注文をいただいてから作りますのでお届けまでに１週間ほど頂戴いたします。あらかじめご了承の上、ご注文いただきますようお願い申し上げます。

まずは、植物標本的にご紹介♪

界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 : ブナ目 Fagales
科 : ブナ科 Fagaceae
属 : コナラ属 Quercus
亜属 : コナラ亜属 Quercus
節 : レッドオーク節 Lobatae
学名 : Section Lobatae


という事で、こちらは、一番立派なレッドオークのペンダントです。
サイズは、直径２、５cm高さ３cmです。（素人採寸のため若干の誤差はお許し下さい）使用素材は、レッドオーク、アンティークゴールドチェーン（長さ６０cm）、レジン、パーツ類になります。

どっしりとした存在感がなんとも魅力的♪このサイズは、なかなか手に入らないため、念入りかつ慎重に作業を進めました。

余談ですが、レッドオークの殻が硬いのは、マイナス２０〜３０度という厳しい寒さに耐え抜いて春を迎えるためです。春、暖かい日差しに誘われ芽吹くために、堅く！もっと堅く！と進化したのでしょう。おそらくは数億、いえ数十億年という気の遠くなるような歳月をかけてー。

レッドオークもそうですが、種や木の実の形には、「DNAを守るぞ」という強い意志のようなものが顕われているような気がします。そして、芽吹いたら最後、よほどの事が無い限り１００年でも２００年でも生きるのですから、全くもってたいしたものです。

某朝ドラの主人公であれば「てっ！！！」と言うところですね。終わっちゃいましたけど。

「希望」にもし「形」があるとすれば、レッドオークはその中の一つかもしれません。ごめんなさい、おしゃべりが過ぎました。

レッドオークのペンダントトップは、こんな風に作っています。
１、本物のレッドオークの殻を削って中身を取り出し、レジンを充填します。（こう文字で書くと簡単そうですが、なにしろ堅いので手が痛くなるような力仕事です。）
２、帽子を選び、同じようにコーティングします。
３、両者を組み合わせてエポキシレジンで接着します。
４、ツキサシパーツをエポキシレジンで取り付けます。
５、３をもう一度コーティング。
６、チェーンと組んで出来上がり♪
使用しているレジンは、UVレジンではありません。エポキシを用途に合わせて２〜３種類併用しております。

アンティークな趣きのあるチェーンは、あまり見かけないタイプのものかもしれません。長さは６１cmで、ペンダントトップはバチカンを入れても４cmくらいです。

このレッドオークは、縁あってペンダントになりました。きっと、5年でも1０年でもあなたの胸で揺れてくれるでしょう。（私は１０年物をいまだに使っています）

ドングラーなあなたに♪