アンティーク　かつてロザリオだったドイツの十字架

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STORY＊＊＊
20世紀初頭のドイツは、政治的混乱や戦争により、一般市民も避難を余儀なくされ、不安な状況にありました。熱心なカトリック信者たちは、日々の祈りを大切にし、毎晩家族のため、そして平和のために祈りを捧げていました。
彼らが愛用していたのはロザリオでした。ロザリオには家族から受け継がれたものもあり、手に取ると、どんなに困難な時でも信仰を失わずにいられる力を得ることができました。
避難を余儀なくされ、多くの貴重品を手放さなければならなくなっても、ロザリオだけは手放さない人々が多くいました。人々はロザリオの十字架を握りしめ、祈り続けました。「神よ、私たちをお守りください。」
しかし、時が経つにつれて、ロザリオのビーズは一つずつ失われ、ついには十字架だけが残ることとなりました。
やがて、平和な日々が訪れましたが、人々にとってロザリオの十字架は、信仰と希望の象徴であり続けました。
現在、この十字架はロザリオの一部としてではなく、独立したペンダントトップとして新たな持ち主に引き継がれようとしています。時を超え、信仰と希望を象徴するこの十字架は、かつての持ち主の祈りを今でも伝え続けています。金箔の輝きと磨耗の跡が、その歴史と想いを静かに語りかけています。
⁂ストーリーはイメージです。

十字架の中央にかなり繊細なキリストが配置されたペンダントトップです。

地域☞ドイツ
年代☞1900年代から1910年代
サイズ☞5.3センチ×3センチ
商品の状態☞金箔はきれいに整備されていますが、端に磨耗があります。写真の通りです。

⁂撮影に使われている什器や小物は販売商品ではありません。