【同じ模様には2度と会えない】アヴァロンシェル・シルバーリング【孔雀】

今回は石ではなく「貝」をご紹介。

皆様はアヴァロンシェルという貝をご存知でしょうか？

パウア貝とか孔雀貝とも呼ばれる貝でアワビの仲間です。

「海のオパール」なんてあだ名もあるようにまるでオパールの遊色のようなキラキラが見えます。

元々は白い貝なのですが、時間をかけて丁寧に貝の表面を剥がしていくとこのような美しい孔雀の羽のような色になります。

孔雀貝なんてよく言ったものですね。

アクセサリー業界ではわりと知られている貝で、海の近い街のアクセサリー屋さんなどでたまに売られているのを見たことがあるかもしれません。

石業界でも実は知られていて、その理由はダブレットのベースとして使われることがあるからなんです。

ダブレットというのは石と石を重ねて貼り合わせることで自然界にない美しい色を出すものですね。

よくオパールやラブラドライトをベースにしてクォーツ系を合わせたものを見かけます。

私もアヴァロンシェルのダブレットが好きで、でもなかなか指輪サイズの良いものが手に入らないので、アヴァロンシェルとダイヤモンドを掛け合わせたオリジナル作品を過去何度か作っています。

確か、まだ在庫があったと思うので気になる方は探してみてください。

さてさて、脱線しましたが、今回はシンプルにアヴァロンシェルを楽しんでいただきたくて指輪にしてみました。

貝殻って面白くて、研磨すると模様が変わるんですよね。

だから同じ模様は2度と見れないんです。

この子の模様は「←」の矢印のように見えませんか？(∩∀｀*)

貝との出会いも一期一会。

この出会いが良き縁になりますように。

貝:アヴァロンシェル　4.5mm
サイズ: 13号
（※13号〜15号まで調整可能です）
地金:シルバー925
仕上げ:サテン仕上げ（※お好みで燻加工もできます！）

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