一点もの　「五月雨ツバメ」ーPT900製ダイヤモンドと白蝶貝のイヤリングー

• ギフト対応可

　　作品名　　　「五月雨ツバメ」


　初夏の白い雲は夏を予感させ、明るく青い空と共に爽やかな気持ちにさせてくれます。
とたんに生温い風が吹き始め、ツバメが低空飛行を始め、雨の予報。

そうして雨が止めば、今度は景色全体がキラキラ輝きはじめます。
だから、私は初夏の雲にウキウキしてしまいます。



【素材】 PT900 ダイヤモンド 白蝶貝 シリコンキャップ付き

【サイズ】
　・横 約30㎜ 縦 約19㎜ (雨粒含まず)
　
　　　　　・厚み(雲部分) 約６㎜ 雨粒 約６㎜
　　　　　
　　　　　・総重量　　（右）８．２g　　（左）８．３g　
　　　　　
　　　　　・ダイヤモンド　　（右）０．１３ct　　（左）０．１３ct





【大切にしたこと】

こちらの作品は完全な一点ものです。

もこもことしたボリュームのある雲は、厚い白蝶貝から切り出し、削り、磨き、製作して　います。
　私は白蝶貝の彫刻を得意としていて、また初夏の雨というテーマも好きで、過去に「青梅雨にふと、命萌す」という大作を制作しました。
　その時同様、雲の形やボリューム感は特に慎重に決めました。

　キラキラし過ぎないよう、全てダイヤで取り巻くのではなくプラチナの粒で縁取り、降り始めの雨粒を数敵揺れるように取り付けました。

また、裏側にこだわることも多いのですが、こちらもその1つで、小さなツバメの模様を透かしてあります。
見えないところではあるのですが、身に付けている人だけがこっそり楽しめる部分があるというのも何だか嬉しいな、と思っています。

濡れた様に磨かれた白蝶貝と、プラチナ、ダイヤの贅沢な組み合わせをお楽しみ下さい。


＊こちらは桐箱に入れてのお届けになります。





　～製作者の思い～

私は子供の頃からものを作るのが好きで、ジュエリーを作り始めてからは１５年ほど経ちます。
いつも時間のことは考えないで制作していて、一点一点を『宝物』として完成させています。納得いくまでデザイン画を１００枚以上描いてから作品にしていることもあるし、何年も同じ作品に取り組んでいることもあります。
故に私の場合は２度と同じものを作れないし、同じデザインで石だけ変える、というようなこともありません。
その時の一番作りたいものだけに全力を注いで、丁寧に慎重に制作しています。


お手に取って下さった方に、「宝物だなぁ。」と感じて頂けたら幸いです。



石原マキ

２０１０．１２ JTOジュエリーデザインコンテスト
　　　　　　　　　　シルバー製品部門　グランプリ台東区長賞

２０１１．９　 JJAジュエリーデザインアワード２０１１
　　　　　　　　　　　　第二部門　入選

２０１１．１１　日本橋三越　デザインタイドTOKYO２０１１　出店

２０１１．９　　第１５回　パールジュエリーデザインコンテスト
　　　　　　　　　　　　　　　　特別賞
２０１２．６　　２０１２撫松庵　秋冬展示会「デイリーを愉しむきもの」
　　　　　　　　サスティナブルラグジュアリー　　　　　出店

２０１２．８　　JJA　ジュエリーデザインアワード２０１２
　　　　　　　　　　　　　　第一部門　日本ジュエリー大賞・経済産業大臣賞　

　　　　　　　　同年秋　　箱根ラリック美術館にて
　　　　　　　　　　　受賞作「青梅雨にふと、命萌す」展示