野鳥のオブジェ(シジュウカラ)

この作品は釣り鐘形のオブジェで、ステンドグラスの工法で作られています。
胴体部は長方形のガラスピース８枚で構成された八角柱、頂部は二種類の台形形状のガラスピース２×８＝１６枚で構成されたドーム形状となっています。頂部には吊り下げ用のループを取り付けてあります。

胴体部にはステンドグラスの絵付け技法で「シジュウカラ」を描いてあります。
（ステンドグラスの絵付け技法について私のプロフィールのなかで簡単に紹介しています。ぜひご一読いただきますようお願いします。）

絵を完成させるには多くの時間を要しています。グリザイユと呼ばれる塗料を塗って→焼き付けてと言うサイクルを何度も繰り返して絵が完成します。この作品の場合は電気炉での焼付を8回行っています。
サイズ：向き合う二面の幅約8㎝の八角柱、高さは18㎝
素材：ガラス、半田、鉄
この作品は光の差し込む窓辺に置くか、吊り下げてお楽しみ頂きたいと思っております。
「シジュウカラ」があたかもオブジェの中に入り込んでいるように見えます。
光の差し込む角度によりドーム部のガラスの色が映り込んでとても綺麗に見えます。