★デンマーク蚤の市から★家★ベルプル★タペストリー壁掛け★アンティーク・ハンドメイド発掘★クリスマスにどうぞ★

★デンマーク蚤の市で見つけた、アンティーク・ハンドメイドの逸品を保存するために★

このベルプルは1970年代だそうです。
優しい色合いの手芸品で、上下を止める金具はシンプルな真ちゅう製。

ベルプル、、Bellpull とは、
その名の通り、ベルを鳴らすために引っ張る細長い紐の事です。
昔、古いお屋敷にはメイドさんがいるわけですが、いちいち大きな声で呼ぶわけにはいきません。
そこで、各部屋に、このような上部にベルの付いた細い紐をぶら下げて、引っ張って呼ぶのです。
お城では、そのひもはメイド部屋に通じでいて、どの部屋からよばれたのかわかるようになっていたそうです。
その紐が次第に装飾的になって、刺繍が施されたのが今回のものです。

今はメイドさんのいる家はほとんどありませんから、柱や玄関の装飾に使われます。
日本の家は大きな絵画ではなく、こうした細長い飾りが似合うと思います。
古いものは欧米のアンティーク市場では大変高価に取引されています。

★クリスマスの装飾にもぴったり。

デンマークは北欧諸国の中で一番南に位置している国です。
それでも、寒くて長い冬がやってきます。

今も昔も、北欧の人々はその季節を過ごすために、家の中でできる小さなことに楽しみを見つけてきました。
そして、デンマークは北欧でも屈指の、いいえ世界的な手芸王国になったんだそうです。
日本からも、毎年大勢の手芸を志す人々が、スカルス手芸学校に留学しています。
プロを養成する手芸学校なんです。

しかし、その手芸学校だけでなく、先ほども書いたようにデンマークは伝統的な手芸の国。
それらは、民間の優しい手工芸品ですが、誰かが大切にしなければ消えていくものですよね。

消えてしまっては悲しいです。
大事にして下さる方のお手元に届けたいです。
★　現状のままのお届けです。

150x16㎝　金具含む　長めです。