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この作品のいちばんの特徴は、ホネとエラがあたかも宙に浮いてるかのような造形感にあります。最終作ににふさわしい<独創的な作品>となりました。おかしらの断面に刻印を施しました。
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写真家である私のハウススタジオは30数年間、伊豆七島の三宅島にありました。私が作陶のコンセプトに「縄文」を選んだ理由は、スタジオ建設の際敷地から縄文遺跡(祭殿跡)が見つかったことに始まりました。その物語は長くなるのでここでは割愛しますが、縄文とは切れない縁があったということです。 青鯛のこの青色は釣り上げた直後にしか見られない色で本当に綺麗です。細かく作り込んだ鯛特有の歯もこの作品の魅力だと思います。
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作品を卓上で立たせるために後ろにしっかりした支部を取り付けました。 写真家である私のホームページの中で「土偶」を展開していますので、どうぞお立ち寄りください。この縄文様作品の原点となる土偶や制作コンセプトなどがご覧になれます。また私の写真作品のギャラリーともなっていますので楽しいですよ。ぜひどうぞ。 http://www.liumiseki.jp/news/Do-goo/Do-goo01.html
三宅島古青色縄文青鯛 2019
ここ数年間作陶のモチーフとして縄文様の魚シリーズを制作してきましたが、この作品でひとたび魚はお休みをいただき、次のテーマを探りたいと思っております。
今作品の青鯛はその締めくくりとして<究極のシンプル>を目指しました。その結果、おかしら、エラ、ホネだけで造形してしまうという、我ながら面白い展開になりました。
シリーズ共通の特徴である縄文土器をイメージした経年退色の特徴は踏襲していますので、もちろん無釉焼成の気品ある落ち着いた仕上がりになっています。寸法は左右63cm,天地21cm、厚10cm。みやけじま こせいしき じょうもんあおだい とお読みください。 2013,15,16,17,18,19年に続いてこの作品も「「第49回全陶展(2019年)」で6度目の入選をいただきました。
ショップへの感想コメント
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by Glenfiddich
作品は実物で見るとさらに素晴らしいです。白の中抜き額により格式高さと見栄えが際立ちます。 作品の説明書きにある通り、立派な額に入れてあり、額も含めて大変良好な保存状態です。出品者様の作品に対する配慮が随所に見られ、本当に良い取引をさせていただきました。ありがとうございます。
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by keco
CAT土偶の魅力にハマってしまい、ファミリーを作ってしまいました。とても賑やかで見ているだけでも楽しい気持ちになります。リウ様、いつもHAPPYになる作品を有難うございます。
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彩門縄文様黒御影”大型”猫土偶#Qby keco
リウ・ミセキ氏の作品はご本人の分身だと感じることが出来る、繊細な心がこもった暖かい作品です。宅配便で我が家にやって来た、ずっしり思いBIGCAT土偶ちゃんはトランクboxの中で藁に包まれて眠っているかのようで、思わず『うわぁ~可愛い~』と柄にもない声を出してまいました。このような最高の演出もリウ氏の魅力です。大切に大切に可愛がります。ありがとうございました。
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by keco
作品を目の前にして見ることがどんなに素晴らしいかととライブ感を全て伝えられない事が悔しいです。極上の作品が収められている黒のジュラルミン額装も最高です。リウ様、iichi様への作品との出会いに感謝します。ありがとうございました。
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by keco
完成度や色合いはお家に飾っておきたい作品なのですが、大好きな人達を招いて、お皿に果物やケーキを飾るように楽しく盛り付けて、食べ終わった人々が「お皿が顔になってる~」と喜ぶ姿は、私の人生の楽しみです。 リウ様、今回も素敵な作品を有難うございます。