融和の物語・Ⅲ

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この世界は様々なモノが融和して成り立っているように思います。
青いものがあれば赤いものもあり
光があれば影があり
対照的だったり、異なる二つのモノが合わさって
世界をとっても美しいものにしているのだと思います。
そんな融和した世界に光の粒が舞い降りて
キラキラと輝き、今度は時間が経つごとにそれに影が宿って
それはそれで美しいものに変わっていく。
様々なモノのが融和した先を感じてみませんか？

オーダーをいただき制作することになった今回の作品。
真鍮で石枠部分を作って、リング部分はシルバーで制作。異なる色が混ざり合い一つの作品になっていきます。
シトリンの優しい黄色と、一粒一粒ミルを打って制作したリングなど、細部にわたってじっくりと楽しめる作品に仕上げることができました。

*こちらの作品は受注製作になります、ご注文の際はリングサイズはお伝えください。
３～２０号の間で０．５号刻みで制作を行えます

～作品詳細～
*金属・・・リング部分　シルバー925　石の台座部分　真鍮
*天然石・・・シトリン　カボション　ラウンド　約４ｍｍ
*幅は約1mmになります
*厚さは約1ｍｍとなります
*サイズは３～２０号の間で０．５号刻みで制作を行えます。
*リング部分には半周ミル打ちを行っております。

～天然石解説～

『シトリン』
名前の由来は果実「シトロン」の色に似ていることから、シトリンのタイプは二つに分かれアメジストが地中もしくは人為的に加熱されたものかスモーキークォーツを加熱したもの、市場に流通している物はほとんどアメジストベースのようです。太陽の象徴とも呼ばれ、持つ人の人生における満足感を高めてくれ、何かを手に入れるにはまず我慢することよりも出すことが大事だということを教えてくれます。商売繁盛や金運の石として人気があり、１１月の誕生石とされています

『シルバー925』
シルバー925（別称・スターリングシルバー）は銀92.5％に銅などほかの金属を混ぜたシルバーになります。純度100％のシルバーはアクセサリーとして使うには耐久性が低いためアクセサリーとして流通しているシルバーは925を使うことが非常に多いようです。地銀としてのシルバー925は一般向けには殆ど販売していないのも特徴です。シルバーもまた真鍮と同じく空気中の成分によって黒ずんだり黄ばんだりして『硫化』してしまうので水や汗に触れた後は拭いてあげたり、日常の保管では空気に触れないようにしてあげたりすると輝きを保ちやすくなります。銀磨きなどで磨いて黒すみを落とすこともできますが、銀磨きには研磨剤がついているため磨きすぎや天然石を磨いて傷つけてしまうということがあるのでちょっとした注意が必要です。
一番注意しなければならないのは温泉に入ることです。温泉に入ると硫黄などの影響で真っ黒になってしまい磨くこともできなくなる恐れがございますので絶対に銀製品を身に着けての温泉への入浴は避けてください。