古銀の物語・Ⅱ

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銀の持つ、落ち着きのような魅力を引き出したい。
輝きよりも、やっぱり落ち着きと燻し
少し悲しげな銀箔の壁のようなそんなものを表現したい。
そんな事を考えながらひたすらシンプルにシルバーを切り出し
幅広のリングを打ち出してみました。
燻し加工を行い、一つ一つに削りと傷をいれ、輝けるところは輝きをだし
古き物への敬意を再び、新たな形で表現してみました。

前作や『たった一つの願い』シリーズとはまた異なる雰囲気を持つ作品で、輝きとその陰をじっくりと楽しめる作品に仕上がりました。男女を問わずシンプルに身に着けられるそんなリングを届けます・・・

こちらの作品は受注生産作品になりますのでご注文の際は必ず指のサイズ等をメッセージに記載の上ご注文ください。

～サイズ感に関して～
こちらのリングは幅がかなり広いため、普段細身のリングをしているならそれに＋２号
４，５ｍｍほどの幅のリングをしているのであればそれに＋１号ほどのサイズでご注文をいただいたほうがいいかと思います。
サイズ感に関してわからないことなどあればその際は遠慮なくお申し付けください。

～作品詳細～
*金属・・・シルバー925
*幅は約10mm幅になります
*厚さは約１ｍｍとなります
*サイズは7号～20号でお作りいたします
*一つ一つ丁寧に削りだし、燻しを行っております。

～使用金属～

『シルバー925』
シルバー925（別称・スターリングシルバー）は銀92.5％に銅などほかの金属を混ぜたシルバーになります。純度100％のシルバーはアクセサリーとして使うには耐久性が低いためアクセサリーとして流通しているシルバーは925を使うことが非常に多いようです。地銀としてのシルバー925は一般向けには殆ど販売していないのも特徴です。シルバーもまた真鍮と同じく空気中の成分によって黒ずんだり黄ばんだりして『硫化』してしまうので水や汗に触れた後は拭いてあげたり、日常の保管では空気に触れないようにしてあげたりすると輝きを保ちやすくなります。銀磨きなどで磨いて黒すみを落とすこともできますが、銀磨きには研磨剤がついているため磨きすぎや天然石を磨いて傷つけてしまうということがるのでちょっとした注意が必要です。
一番注意しなければならないのは温泉に入ることです。温泉に入ると硫黄などの影響で真っ黒になってしまい磨くこともできなくなる恐れがございますので絶対に銀製品を身に着けての温泉への入浴は避けてください。