本藍染ストール No.2

• ギフト対応可
• オーダーメイド対応可

首元を涼やかに演出する本藍染のストールです。
縮れ素材なので、巻くだけでくしゅくしゅっとした雰囲気になります。
また、アイロンをかけていただくとくしゅくしゅ感のない
少し広めのストールとして異なる雰囲気を楽しんでいただけますし
洗うことで再びくしゅくしゅ感が蘇ります＾＾

印象的なくっきりとした絞り染めは、様々なコーディネイトで大活躍しそう！

本藍染ならではの抗菌防臭、そしてUVカット効果も３シーズン嬉しいですし、
冬にはやはり本藍染の持つ保温効果で、肌寒い時の首元を保護してくれます。

気軽に洗濯機で洗っていただけるのも魅力です。
（他の衣類と絡みやすいため、洗濯の際は
洗濯用ネットに入れることをおすすめいたします。）

＜素材＞レーヨン100%
＜サイズ＞ 　約　27㎝×134㎝

●本藍染について
徳島の藍染はすくも藍、蓼（たで）藍、阿波藍とも呼ばれ、工房では、この徳島県産の蓼藍を発酵させた「すくも」を工房の甕（かめ）で育てて染液を作るという昔ながらの「天然灰汁発酵建て」による藍染を行っています。
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本藍染の染液をつくることを「藍を建てる」と言いますが、日々藍の甕と向き合い、状態を見ながら「灰汁（あく）や日本酒、小麦の襖」を加えて丁寧に子どものように育てていきます。藍はまさしく生き物ですね。
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化学的なもの（苛性ソーダ、ハイドロ、亜鉛末など）を一切混ぜず、すくもを木の灰から取った灰汁により発酵させて染めたものを私たちは「本藍染」と呼んでいます。工房では、化学的なものを一切加えないことへのこだわりから、染めの方法もロウや糊などを使わない「絞り染め」にこだわっています。

藍染は洗ったり擦ると色が落ちたり、白い衣類に色がつくという印象をお持ちの方が多いかもしれませんが、化学薬品などを加える「化学藍」に比べて、「本藍染」は藍の粒が大きく他の衣類に色移りしにくいです。

藍染は奈良時代に中国から入り、江戸時代には現在の徳島県を産地とする阿波藍が全国に広まり、庶民から武士、将軍にも愛用されたと言われます。現在では藍の持つ抗菌防臭、そしてUVカット効果も知られていますが、この時代からすでにその効果に実感があったのでしょう。武具の下に着用するものを藍で染めることも行われていたそうです。
　
江戸時代から続く「天然灰汁発酵建て」は、化学的なものを一切使わず、自然界にあるもののみを用いるため、身につける人にも染める人にも、そして布や環境にも優しい染物と言えますね。