憧れの台所

秋になり、料理熱が高まるこの頃。昔の雑誌を引っ張り出し、包丁やボウル、使い込まれた鉄のフライパンが整然と並ぶ台所を見ては、あぁ、こんな台所なら…と妄想が膨らみます。

鉄器や土鍋で炊く白いご飯。スキレットで作るアヒージョやグラタン。キャセロールで温かい煮込みやロールキャベツを。最も挑戦したいのは、せいろを使った蒸し料理です。一生大切に育てたいお鍋、職人さんのつくる包丁や木のまな板に、素敵なエプロンがあればなんだかどれも美味しく楽しく料理ができそうな気がしてきます。

毎日バタバタとやっつけ料理をしていると終いには自分の味に飽き、もう何も作りたくない…と台所に立つのが億劫になることもしばしば。そんな時は手仕事の料理道具の力を借りて、料理上手な気分になってみるのも一つの手かもしれませんね。

料理道具をもっと見る